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武蔵小山

【 蔬菜坊 (そさいぼう) 】

蔬菜坊 (そさいぼう)

蔬菜(そさい)とは、野菜または野菜となる作物(植物)のことである。草花を意味する花卉とともに、伝統的に農業関係者や種苗業者などが用いる述語で、一般にはめったに用いられることはない。~ウイキペディアより引用~

知人に聞いてから、ずっと行ってみたかったお店です。 

此処は禅料理といって、イメージ的には精進料理に近いと言えば想像しやすいでしょうか。

一見様お断り。という蔬菜坊さんは、決して上から目線での事ではなく、ゆうに還暦を越えるご夫婦のみで切り盛りされているという点と、ご主人一人で食材の仕込から全てを本当に丁寧に行っている故に・・・の事からである。



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まさかこんな処に・・・って場所に在ります。

数種あるコースより、今回は旬だという事で【きのこ鍋のコース】を選択。

 

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【胡麻豆腐】
まずは胡麻豆腐から・・・食感はツルツルねっとり。一般的な物より口当たりはライトな感じなのですが、しっかりと残る胡麻の風味が、後のお料理の期待度を増します。


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【松茸土瓶蒸し】
続いて、なんと松茸の登場です。添えられたかぼすを絞ると松茸とかぼすのWで良い香りが広がり、最高の一品です。一滴残らず頂きました。w
【鴨つくね串】

鴨ってのがポイントです。鴨の旨味が詰まった脂身が、本来パサパサになりがちなつくねをまとまりのあるジューシーなつくねに・・・。


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【蔬菜和え盛り】
そしてこちらが蔬菜坊さんの看板(?)とも言える、もう本当に頭の上がらない蔬菜(惣菜)の数々です!!

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野菜(蔬菜)を中心とした、手間暇かけた小皿の数々に驚かされる事は勿論ですが、ご主人が一品一品にとても丁寧な説明をつけて下さり、嫌みのある蘊蓄だと、品数が品数なのでウザくなってくるのですが、蔬菜坊のご主人は、本当に食材と料理を愛しているのだなと感じさせる説明なので、聞いていて本当に楽しいし、凄く勉強になります。

『食は人生に通じます。』

という、ご主人の言葉通り、この和え盛りには甘味酸味苦味渋味といった人生の苦楽になぞらえた味付けが施されています。



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【鮮魚のお皿】
なんとここにも松茸がっ・・・他に素麺南瓜や利尻昆布で〆た蒟蒻なんかも・・・

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なんといっても、この大とろが・・・たまらんかったです☆



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【きのこ鍋】
さー、メインの登場です!豆乳ベースだという、この鍋のお出汁には、利尻昆布は勿論、色んなお野菜の煮汁や、鴨の肝など、本当に沢山のエキスが詰まってます。


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ご主人がしきりに“野生のきのこ”とおっしゃっていた、栽培ではなく、山に生えていた野生のきのこの盛り合わせ。他にも湯葉や、珍味として有名な山形の六浄豆腐なども添えられていました。

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ご主人の説明通りのタイミングで仕上がったお鍋は、角の無い、薄味とも濃い味とも違う、初めて食べる非常に奥深い味わいの美味しいお鍋でした。食材の事を深く追求するご主人ですから、六浄豆腐を煮る事で出てくる塩分も計算した上での味付けなんだと思うと、本当に鳥肌が立ってきました。お鍋のタイミングと共に供される十穀米も程好い水加減が美味しい。

同席した友人は既に苦しそうでしたが、わたくしは例の如く、一滴残らずお鍋を空にさせて頂きました。w



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【いちじく ~スイカの蜜がけ~ 】
蔬菜坊さんのコース最後を飾るのが、コチラ・・・フルーツは季節によって変わるようですが、そのフルーツにかけられた、この蜜!・・・この蜜こそがご主人の努力と汗の賜物。なんと化学調味料や甘味料は一切使わず、スイカだけをひたすら煮詰めて作り出すこの蜜は、女性特有の癌などにも効くと言われるカリウム濃度満点の逸品。たったスプーン1杯をつくるのに、どれだけのスイカが使われるのか・・・想像するだけでも怖くなります。(勿論良い意味で、です。)


非常に満足であり、圧巻の一言でした。


コースが終わった後も、ご主人や奥様との楽しい会話・・・

同じ場所で25年続けてこられたのがよく分かる、お二人の人柄・・・


魂を揺さぶる精進ロック!


というショップカードのキャッチフレーズ通りロックな奥様の若々しさには脱帽の一言。w (本気で元気過ぎるぐらいにパワフルで元気な奥様です。)


しょっ中は行けませんが、また是非ともお邪魔したい、食の原点を感じ、そして勉強できる、とても良いお店でした。




蔬菜坊

目黒区目黒本町4-1-9
03-3710-4336